きよら通信  〜きよら鍼灸院 高野のブログ〜

祐天寺駅から徒歩3分の住宅街にある小さな一軒家で鍼灸マッサージ治療をしています。

Orfeu帽子店展示 そしてお母ちゃんの背中

1年ぶりに西荻窪のギャラリーへ、友人の個展Orfeu帽子店を見に。
久しぶりに刺繍入りのワンピースなんかを着て、電車に乗って。
道場と仕事場はヘルメット着用の自転車通勤、
実は去年買った可愛いペーパークロシェも全然被る機会がないままなんだけれども
今日は麻の帽子を買いました。
今年はこれと去年のと、ちゃんと被ろう。






写真撮って貰ったら自分の背中が丸くて笑った!!

合気道休んでたし、働かないのに毎日がっちり三食食べてたし、ミシンかけ続けてたし、
コロナ太りですな。


先日コンビニで見知らぬ男性に


「ちょっとそこのお母ちゃん、コピーってどうやんの?」
って声かけらて一瞬ギョッとしたんだけど、100%この背中のせいだわね。
「やってあげるから貸して」
と私もカジュアルに返答してコピーを取り、
「ええお母ちゃんいて助かったわ」
という感謝のお言葉をいただきました・・・


この歳で「お姉さん」と呼んでもらおうとは思わない。
でも明らかに私より年上男性から「おばさん」て呼ばれると
なんか違うだろって思う。


目指すところはバッグから飴ちゃんを出す関西にいるような「おばちゃん」が最終目標だけど
そのイメージは50半ばを過ぎてからであって
まだ、今ではない。
飴は持ってないぞ。


でも「おかあちゃん」という響きはなんか温かくて好きだ。受け入れられる。


「おかあちゃんがいる治療院」は、なんとなく、いい。


最後にお茶じゃなくて煮物とか梅干しが出てきそうだけど。








祐天寺 きよら鍼灸院
友だち追加

全部つながっている

今年に入ってから
博物館に行ったり美術館に行ったり舞台を観に行ったりというのが
がいつもより多くてちょっと忙しい。
そういう時間は専門領域の研鑚を続けるのと
同じくらい自分にとっては重要なことで、
写真とか絵とか舞台とか、
今まで私の見てきたもの、
経験してきた「はりきゅう以外のこと」が施術のエネルギー源になっていると
最近あらためて気づかされる。
母校の東京衛生学園専門学校の教育理念は
「私たちの学ぶ技術は、芸術であり、科学であり、職業でもある。」
だったが、今でも明言だと思っている。










↓↓↓ まだ観られます!
つづく展 明後日まで
天保十二年のシェイクスピア 2月29日まで


出雲と大和展
永遠のソール・ライター展 は 3月8日まで
画家が見たこども展 明日から6月7日まで(まだ未公開なので見ていないけれど友人からのお勧め)

「ハリトヒト。マーケット/ハトマ」に行ってきました 3 がんと鍼灸

「ハリトヒト。マーケット/ハトマ」の
二人目の講演者は赤星未有希先生
彼女の話を直接聞くのも今回ハトマに行った目的の一つ。
身内と友人のがんが私が鍼灸師になるきっかけになったこともあり、
昔は緩和ケアに関わることに強く興味がありました。





ハリトヒト。赤星先生インタビュー


がんサバイバーである赤星先生ご自身のことについては
上記リンクのインタビューを読んだ方が正確なのでここでは省略。


学生の頃は志すものだけは熱かったのだけれども
がんと一口に言っても
場所も年齢も症状も治療法も違う、標準治療と言われるものも日進月歩で
刻々と変化している、となると
病院の医療現場と接する機会がない我々市井の一鍼灸師が
正確な知識なんて持ちようがないと今では思っています。
現実問題として、手を尽くしてありとあらゆる療法で取り組んだとしても
治らないものがあるのを実感してからは
鍼灸でがんを治せるかもしれない、もしくは緩和ケアに自分が貢献できないか、
という点に固執しなくなったし
以前より選択肢が増えてきて、果たしてがんになった方に施術をするのに
鍼灸師はどういうスタンスで臨むのが今求められているのか。
そこに関心がありました。


彼女の話を聞いてみて、私がやってきたことや心構えは
多分、求められていることとさほどずれてはいないと思えました。
もちろん、相手の期待通りに提供できているかどうかは別で
不用意な言葉で気づかずに相手を傷つけてしまったこともあっただろうし、
ある人には救いになる言葉がある人には真逆になることもあります。
私のようについついおしゃべりになってしまう人間には
施術そのものより会話のスキルが重要になってきます。
言葉選びには気をつけないといけませんが
たとえ同じ道は歩んだことがなくても寄り添おうとする、
来てくれた人に自分の信じる施術で真っ直ぐ取り組む、という
姿勢が大切ですね。
がんの標準治療に伴う副作用への対処療法としての鍼灸は有効とのことなので
自信を持ってやっていきたいと思います。
時々、重篤な状況の方に来ていただくこともありますが、
初対面ではなかなか突っ込んだ質問は難しいし
内容によってはご本人が口に出すこと自体、苦痛だと思っている場合もある。
鍼灸師の取り組み方としては、がんにフォーカスしすぎてはならない。
病気はその人のごく一部の部分だとして
他の疾患の方と同じように一個人として接することを大切にする。
がんを慢性疾患と同じように自然に受け入れ
QOL(生活の質)を上げることを目的とした施術をする、でいいのだと。
長患いをした人間が身内にいたり、現状 介護などをしていると
すんなり納得できますが
まだ学生だったり、周囲にすこぶる健康な人しか見当たらないと
こういう講演で当事者の方から話を聞く以外、
知見を広める機会がないでしょう。
若くしてがんサバイバーとして不特定多数の前で演者になるというのは
大変に勇気の要ることだったと思いますので
講演された赤星先生の勇気に頭が下がります。


この講演を聞いた人が他の十人に伝え、その十人からさらにまた次の人へ・・・
と輪を広げていけば
がんになった方々がより生きやすい社会へと繋がるのではないでしょうか。

「ハリトヒト。マーケット/ハトマ」に行ってきました 2 いっしんさん

今回 私の使ったことがない鍼メーカー いっしんさんが
ブースを出されていて、
色々 鍼のサンプルをいただきました。
鍼の先がね〜、と柔らかい関西弁で説明してくださったの女性が
社長さんでした!
学生時代には色々な場所でプレゼンを受ける機会がありましたが
今ではうちのような小商いでは
メーカーさんが出展するような大きなイベントには普段全く縁がないし
ネット注文ばかりだったので
こういう機会は楽しい。






私は主にユニコとセイリンという二つのメーカーの鍼を使っているのですが
竜頭のついた中国鍼風のものが気になるので
今度、頭の鍼にはこちらも使ってみようと思います。
米国製のステンレスを使っているのがこだわりだそうですが
違いがわかるだろうか(汗)。。。




この柄、なんだかわかりますかね?
鍼にも色々あるのですが
こちらはローラー鍼とか集毛鍼とかをイラストにした
いっしんさんオリジナル手ぬぐい。
迷わず買いました!


「ハリトヒト。マーケット/ハトマ」に行ってきました 1

鍼灸師によるwebメディア、ハリトヒト
イベント「ハリトヒト。マーケット/ハトマ」に行ってきました。


noteで読んでいて、なんか久しぶりに若い熱量を感じるなあと感銘を受け、
実際にどんな人が企画しているのか興味があったのと
日本鍼灸へのまなざし」の著者、松田 博公さんの対談が見たかったのですが
この会をなんと形容するのか、
場所が学校だし、雰囲気としては鍼灸師のミニ文化祭みたいな感じでしょうか。







書籍化したハリトヒトvol.2と美味しいお弁当が付いた講演会で、かなりお得。
幕張遠い!なんて思ってたけど早起きして出かけた甲斐がありました。

AcupopJとか、何それ 知らない
ってこともいくつかあり、
一旦学校から離れてしまうと本当に鍼灸師というのは
横つながりが弱い職業だとあらためて実感します。

松田先生の対談では
医師は「免疫力」という言葉を使うが、
「自然治癒力」という言葉は好まない、というのが印象的でした。
鍼灸はどちらかといえば
自然治癒力を賦活するものですが
そういえば私も施術中に「免疫力」という単語を使っています。
これから意識的に「自然治癒力」の方を使っていこうと思います。









副校長の内原先生に易を体験させていただきました。
学生時代に易が得意だという先生に
「私が鍼灸師になったのってどうなんでしょう」と聞いて
水雷屯を出してしまい、長年思い出しては
選んだ道険し!と悩んだくせに
今回も「とりあえずこれから3年ぐらいの過ごし方」と聞いて
雷山小過を出してしまいました。

「3年」とか博打に出ないで「これから1年の展望」にしとくんだったなあ。
まあ、人生、地道な努力あるのみです。はい。
易は楽しいので
これから大輝先生とちょっと勉強していこうと思います。